私がものを書き出したのは、四十くらいからのことで、まだ十二、三年にしかならない。それにしては、ずいぶんたくさん書き散らしたもので、曠職のそしりは、所詮まぬかれないものと、内心観念している。 しかし少しくらい、あるいは大いに、評判が悪くなって …
| 著者 | 中谷宇吉郎 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
| 初出 | 「文学界 第六巻第一号」文藝春秋新社、1952(昭和27)年1月1日 |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約18分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約30分(300文字/分) |
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