感謝かんしゃ
野のはて夕暮雲かへりて しだいに落ちくる夕雲雀の 有心の調さへしづみゆけば かすかに頬うつ香ひありて 夜の闇頒ちて幕くだる。 自然は地にみつ光なりや 今日はめぐりて山に入れど 見よかの大空姿優に 夜の守月姫宮をいでて 唱ふをきかずや人の子等 …
題名が同じ作品
感謝:――救援会の人々へ―― (新字新仮名)下川儀太郎 (著)