トップ
>
『公孫樹』
ふりがな文庫
『
公孫樹
(
いちょう
)
』
秋風死ぬる夕べの 入日の映のひと時、 ものみな息をひそめて、 さびしさ深く流るる。 心のうるみ切なき ひと時、あはれ、仰ぐは 黄金の秋の雲をし まとへる丘の公孫樹。 光栄の色よ、など、さは 深くも黙し立てるや。 さながら、遠き昔の 聖の墓と …
著者
石川啄木
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
来
(
く
)
樹
(
こ
)
降
(
お
)
儔
(
たぐ
)
こぼ
(
みだ
)
ぞ
(
は
)
下
(
した
)
法恵
(
ほふゑ
)
裸身
(
はだかみ
)
鴿
(
はと
)
題名が同じ作品
公孫樹
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)