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『鯉』
ふりがな文庫
『
鯉
(
こい
)
』
大石田に来てから、最上川に大きな鯉が居るといふ話を一再ならず聞いた。今は大石田町に編入されたが、今宿(いましゆく)といふ部落の出はづれで、トンネルのあるところの山を切開いた新道、つまり従来ヘグリと云つてゐた断崖に沿うて流れる最上川の底は堅い …
著者
斎藤茂吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
楯岡
(
たてをか
)
噞喁
(
あぎと
)
小菅
(
こすげ
)
川前
(
かはまへ
)
袖崎
(
そでさき
)
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鯉
(新字新仮名)
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