『ろくろ首（ろくろくび）』
五百年ほど前に、九州菊池の侍臣に磯貝平太左衞門武連と云う人がいた。この人は代々武勇にすぐれた祖先からの遺伝で、生れながら弓馬の道に精しく非凡の力量をもっていた。未だ子供の時から劒道、弓術、槍術では先生よりもすぐれて、大胆で熟練な勇士の腕前を …
著者小泉八雲
翻訳者田部隆次
ジャンル文学 > 英米文学 > 小説 物語
原題ROKURO-KUBI
文字種別新字新仮名
読書目安時間約14分（500文字/分）
朗読目安時間約24分（300文字/分）