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『芭蕉』
ふりがな文庫
『
芭蕉
(
ばしょう
)
』
佛蘭西の旅に行く時、私は鞄の中に芭蕉全集を納れて持つて行つた。異郷の客舍にある間もよく取出して讀んで見た。『冬の日』、『春の日』から、『曠野』、『猿簑』を經て『炭俵』にまで到達した芭蕉の詩の境地を想像するのも樂しいことに思つた。 昔の人の書 …
著者
島崎藤村
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
反
(
かへ
)
圍繞
(
とりま
)
惡
(
にく
)
通
(
かよ
)
何時
(
いつ
)
宛嵌
(
あては
)
水鷄
(
くひな
)
畔
(
ほとり
)
納
(
い
)