『少年(しょうねん)』
空地へ幕が張られて、自動車の展覧会があった。誰でも勝手に這入れるので、藤一郎もいい気持で見て歩いた。ピカピカ光るお腹や、澄ました面した自動車を見ると、藤一郎の胸にはふんわりと訳のわからぬ感情が浮き上るのであった。いくら見惚れたって自分の所有 …
作品に特徴的な語句
吩(いひつ) 面(つら) 腹(なか)
題名が同じ作品
少年 (新字新仮名)/ 芥川竜之介 (著)
少年 (新字新仮名)/ 谷崎潤一郎 (著)
少年 (新字旧仮名)/ 神西清 (著)