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『抒情詩に就て』
ふりがな文庫
『
抒情詩に就て
(
じょじょうしについて
)
』
観相をのみ崇みて、ひたぶるに己が心を虚うせむと力むるあり。かくの如くにして得たる書に眼を曝らすものゝ、たゞこれ消閑の為めにして、詩の意義のかたはしをだに解し得ざらむとするも理なり。こゝに世の趣味の卑きを嘆じぬとも、やがてその声の空しかるべき …
著者
蒲原有明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「新声 第四編第七号」1900(明治33)年12月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
為
(
まね
)
態
(
すがた
)
生
(
お
)
要
(
もと
)
言
(
ことば
)
遺
(
わす
)
頸
(
うなじ
)
油火
(
あぶらび
)
追憶
(
おもひで
)