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『木曽の一平』
ふりがな文庫
『
木曽の一平
(
きそのいっぺい
)
』
むかし、木曾の山里に、一助といふ年とつたきこりがゐました。 一助のところに、一平といふ若者がゐました。一助の孫で、両親に早く死なれて、一助のてつだひをしてをりました。 一助と一平とは、いつも仲よく、山へ薪をとりに出かけ、その薪を町へ売りに出 …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「幼年倶楽部」1942(昭和17)年9月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
猪
(
ゐのしし
)
衛士
(
ゑじ
)
一平
(
いつぺい
)
祖父
(
ぢい
)
褒美
(
はうび
)
一助
(
いちすけ
)
崖
(
がけ
)
怪我
(
けが
)
牙
(
きば
)
猛
(
たけ
)