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『わが戦争に対処せる工夫の数々』
ふりがな文庫
『
わが戦争に対処せる工夫の数々
(
わがせんそうにたいしょせるくふうのかずかず
)
』
私はこれより一人の男がこの戦争に対処した数々の秘策と工夫の人生に就てお話したい。戦争を見物したいといふ人間なら星の数ほどあるであらうが、兵隊になつて自分自身が戦争するといふことになると、これは誰でも尻ごみする。ところが日本には「兵隊になる」 …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文学季刊 第三輯」1947(昭和22)年4月20日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約20分(500文字/分)
朗読目安時間
約33分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
明
(
あきらか
)
本所
(
ほんじよ
)
哩
(
マイル
)
埒外
(
らちがい
)
宿酔
(
ふつかよい
)
此奴
(
こいつ
)
歴々
(
ありあり
)
狢
(
むじな
)
米
(
メートル
)
逸
(
はや
)
鱶
(
ふか
)