トップ
>
『椎の木』
ふりがな文庫
『
椎の木
(
しいのき
)
』
牧野良一は、奥日光の旅から帰ると、ゆっくり四五日かかって、書信の整理をしたり、勉強のプランをたてたりして、それから、まっさきに、川村さんを訪れてみた。 川村さんはもう五十近い年頃で、妻も子もなく、独りで老婢をやとって暮していた。学者だが、何 …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「経済往来」1934(昭和9)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約52分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間27分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
老酒
(
らおちゅう
)
品
(
ひん
)
弾丸
(
たま
)
感冒
(
かぜ
)
更地
(
さらち
)
清水
(
しみず
)
街角
(
まちかど
)
題名が同じ作品
椎の木
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)