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『少女と海鬼灯』
ふりがな文庫
『
少女と海鬼灯
(
しょうじょとうみほおずき
)
』
ある日、みつ子さんがお座敷のお縁側で、お友達の千代子さんと遊んでゐますと、涙ぐんだ小さな声で唄が聞えて来ました。 わたしのお家は 海なのよ わたしの姉さん 母さんは 御無事でお家に 居るでせうか わかれて来てから もう二年 一度もたよりは …
著者
野口雨情
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「小学女生」1921(大正10)年11月号
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
大
(
おほき
)
哀
(
あはれ
)
捉
(
つかま
)
鬼灯
(
ほほづき
)
居
(
を
)
流
(
ながれ
)
家
(
うち
)
沙
(
すな
)