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『イワンとイワンの兄』
ふりがな文庫
『
イワンとイワンの兄
(
イワンとイワンのあに
)
』
父親は病気になりました。あんまり年をとり過ぎているので再び快くなりませんでした。父親は自分の一生がもうおしまいになってしまったことを覚って、二人の息子を——即ちイワンの兄とイワンとを枕元へ呼び寄せて遺言しました。 先ず兄に云いました。 『お …
著者
渡辺温
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新青年」1928(昭和3)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
孤
(
みな
)
恍
(
と
)
周章
(
あわて
)
寝床
(
ベッド
)
裘
(
けごろも
)
却々
(
なかなか
)
喫驚
(
びっくり
)
択
(
えら
)