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騰
ふりがな文庫
“騰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あが
50.9%
のぼ
42.1%
あ
4.4%
た
0.9%
とう
0.9%
のぼり
0.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あが
(逆引き)
油煙
(
ゆえん
)
がぼうつと
騰
(
あが
)
るカンテラの
光
(
ひかり
)
がさういふ
凡
(
すべ
)
てを
凉
(
すゞ
)
しく
見
(
み
)
せて
居
(
ゐ
)
る。
殊
(
こと
)
に
斷
(
た
)
ち
割
(
わ
)
つた
西瓜
(
すゐくわ
)
の
赤
(
あか
)
い
切
(
きれ
)
は
小
(
ちひ
)
さな
店
(
みせ
)
の
第
(
だい
)
一の
飾
(
かざ
)
りである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
騰(あが)の例文をもっと
(50作品+)
見る
のぼ
(逆引き)
布子一枚で其の冷たい風に慄へもしない文吾は、
實
(
みの
)
つた稻がお辭儀してゐる田圃の間を、白い煙の立ち
騰
(
のぼ
)
る隣り村へと行くのである。
石川五右衛門の生立
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
騰(のぼ)の例文をもっと
(48作品)
見る
あ
(逆引き)
ところが、三月に入ってから、あらゆる物価は
騰
(
あ
)
げられた。配給の米、醤油、そういう基本になる生活物資が約三倍になった。
現実の必要:総選挙に際して
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
騰(あ)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
た
(逆引き)
其声は
舜旻天
(
しゅんびんてん
)
に
号泣
(
ごうきゅう
)
する声の如くいじらしく耳に響いた。霜の朝など八幡から眺めると、小川の上ばかり水蒸気がほうっと白く
騰
(
た
)
って、水の
行衛
(
ゆくえ
)
が田圃はるかに
指
(
ゆび
)
さゝれる。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
騰(た)の例文をもっと
(1作品)
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とう
(逆引き)
「むかしから雪中に虎に遭うの夢は不祥の
兆
(
しらせ
)
としてある。もしや上洛中の大殿
騰
(
とう
)
将軍の君に、何か凶事でも起ったのではなかろうか」
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
騰(とう)の例文をもっと
(1作品)
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のぼり
(逆引き)
また
息長眞手
(
おきながまて
)
の王が女、
比呂
(
ひろ
)
比賣の命に娶ひて、生みませる御子、
忍坂
(
おさか
)
の
日子人
(
ひこひと
)
の
太子
(
みこのみこと
)
、またの名は麻呂古の王、次に坂
騰
(
のぼり
)
の王、次に
宇遲
(
うぢ
)
の王三柱。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
騰(のぼり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“騰(内史騰)”の解説
内史 騰(ないし とう、生没年不詳)は、中国戦国時代の韓の将軍で後に秦に降った。内史は官名であるが、姓氏は不明であり、内史騰とのみ呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
騰
常用漢字
中学
部首:⾺
20画
“騰”を含む語句
沸騰
上騰
立騰
暴騰
昇騰
騰上
奔騰
昂騰
曾富騰
殿騰戸
巻騰
騰貴
馬騰
噴騰
狂騰
飛騰
物價騰貴
騰波鼓浪
行騰
足一騰宮
...
“騰”のふりがなが多い著者
北原白秋
徳冨蘆花
南方熊楠
夏目漱石
梶井基次郎
ワシントン・アーヴィング
二葉亭四迷
服部之総
海野十三
中里介山