“轟沈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごうちん66.7%
がうちん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十二日は朝から曇った寒い日であったが、予想のごとく、敵の浦塩艦隊うらじおかんたい津軽海峡つがるかいきょう襲来しゅうらいして、商船奈古浦丸なこのうらまる轟沈ごうちんしたという知らせが来た。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
命中したら必ず艦に穴が明くはず、穴が明けば必ずそこから海水が入って、たちまち轟沈ごうちん及至ないし撃沈げきちんとなるはず。ですから、あんなに厳然げんぜんとしているはずはありませんぞ
このてい外形ぐわいけい以上いじやうごとくであるが、さて海底戰鬪艇かいていせんとうてい敵艦てきかん轟沈がうちんするには、如何いかなる方法てだてるかといふに、それは二種にしゆことなつたる軍器ぐんき作用さようるのである。
硝煙せうえん朦朧もうらうたる海洋かいやうたゝかひに、海底戰鬪艇かいていせんとうていりやうごとく、しやちごとく、怒濤どたうつて駛走しさうしつゝ、明鏡めいきやううつ海上かいじやう光景くわうけい展眸てんばうして、發射旋廻輪はつしやせんくわいりん一轉いつてんまた一轉いつてん敵艦右舷てきかんうげんきたれば右舷うげん水雷すいらいこれ轟沈がうちん