“海上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいじょう38.5%
かいじやう23.1%
うなかみ23.1%
かいじよう15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今、浜べに立って見わたすに、海上かいじょうに大きい旗のような雲があって、それに赤く夕日ゆうひの光が差している。この様子では、多分今夜こんやの月は明月めいげつだろう。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
すべて、海上かいじやう規則きそくでは、ふね出港しゆつかうの十ぷん乃至ないし十五ふんまへに、船中せんちうまは銅鑼どらひゞききこゆるととも本船ほんせん立去たちさらねばならぬのである。
だからバエバエゴクも御飯をたくわざということに解せられるのである。下総しもうさ海上うなかみ郡ではオミツチャゴというのがこの遊びの名である。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それゆゑ海上かいじよううかんでゐる船舶せんぱくには其存在そのそんざいまた進行しんこうわかりかねる場合ばあひおほい。たゞしそれが海岸かいがん接近せつきんすると、比較的ひかくてききゆううしほ干滿かんまんとなつてあらはれてる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)