“臘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろう80.0%
らふ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されば支那人もつとに禽獣が農事に大功あるを認め、十二月にろうと名づけて先祖を祭ると同日、といって穀類の種神を祭り
その下には髪毛から首のあたり——胸から爪先へかけて、一面に紅玉ルビーに包まれて、ろうのように血の気を失った濃紅姫の死骸が仰向けに横たわっております。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
らふ白粉おしろいした、ほとんいろのないかほ真向まむきに、ぱつちりとした二重瞼ふたへまぶた黒目勝くろめがちなのを一杯いつぱいみひらいて、またゝきもしないまで。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)