“獵”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
かり40.0%
れふ20.0%
あさ20.0%
10.0%
りよう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それをしことでした」とこたへた。すると主人しゆじんそのいぬブリードやら血統けつとうやら、時々とき/″\かりれてことや、色々いろ/\ことはなはじめた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「それで一日いちんち幾何いくらすといてれるんです」と小六ころくいた。「鐵砲てつぱうでもかついでつて、れふでもしたら面白おもしろからう」ともつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
彼は念入りに、白いひだのまわりをあさって、何やら黄色い液体をスポイトで吸いとり、ビーカーへ移していた。
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
わが鼬將軍いたちしやうぐんよ。いたづらにとりなどかまふな。毒蛇コブラ咬倒かみたふしたあとは、ねがはくはねずみれ。はへでは役不足やくぶそくであらうもれない。きみは獸中ぢうちうはやぶさである。……
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
りようかけたひとが、つゆれておでになるだらう。おきのひとが、おかさをさしげてくれゝばよいのにとかんじてゐるのを、直接ちよくせつにいひかけたように、んだのであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)