“無茶苦茶”の読み方と例文
読み方割合
むちやくちや100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんといふ惡者わるものの、ひとでなしの、はふ道理だうり無茶苦茶むちやくちや犬畜生いぬちくしやうのやうなこゝろであらう
うらむらさき (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いまうらまはつてたら、この文庫ぶんこちてゐて、なか這入はいつてゐた手紙てがみなんぞが、無茶苦茶むちやくちやはふしてあつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
では全然無茶苦茶むちやくちやかと云ふと、かならずしもまたさうではない。
蒐書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
れならばと母親はゝおや眼鏡めがねにかけ、是非ぜひもらへ、やれもらへと無茶苦茶むちやくちやすゝめたてる五月蠅うるささ、うなりと
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
萬一まんいちよければそれこそまうものといふやうな無茶苦茶むちやくちや道理だうりけて
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
無茶苦茶むちやくちやにいぢめたてわけではあるまいが、世間せけんもの敏腕家はたらきてなどゝはれるはきわめておそろしいわがまゝもの
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
口惜くやしきかかなしきかはづかしきか無茶苦茶むちやくちやいてかほもあげぬを、おたみなほも何事なにごとをかいはんとするをりかどにとまるれいくるまおと
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)