“溟々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいめい50.0%
めい/\50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そもそも、汝の宿命は、天にあっては天間星(てんかんせい)。地にあっては草華(そうげ)の露。人と人との間に情けをこぼす性(さが)のものだ。しかし世はまだ溟々(めいめい)の混沌(こんとん)時代。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昨夜(ゆうべ)雇(やと)つた腕車(くるま)が二臺(だい)、雪(ゆき)の門(かど)を叩(たゝ)いたので、主從(しうじう)は、朝餉(あさげ)の支度(したく)も匇々(そこ/\)に、身(み)ごしらへして、戸外(おもて)に出(で)ると、東雲(しのゝめ)の色(いろ)とも分(わ)かず黄昏(たそがれ)の空(そら)とも見(み)えず、溟々(めい/\)濛々(もう/\)として、天地(てんち)唯(たゞ)一白(いつぱく)。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)