“打撲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うちみ39.1%
ぶんなぐ17.4%
だぼく13.0%
くらわ4.3%
どしつき4.3%
どや4.3%
はりとば4.3%
ぶちなぐ4.3%
ぶっくら4.3%
ぶっぱた4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
助「湯河原は打撲(うちみ)と金瘡(きりきず)には能(い)いというから、緩(ゆっく)り湯治をなさるが宜(い)い、就(つい)てはこの仏壇の作料を上げましょう、幾許(いくら)あげたらよいね」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
多分お父さんを小児虐待(しょうにぎゃくたい)の罪に問う積りらしかった。するとお父さんは飛んで来て、仏蘭西人を怒鳴りつけた。若(も)し巡査が止めなかったら、或は打撲(ぶんなぐ)ったかも知れない。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
まだ高い所へ上(のぼ)つてゐなかつた丈が、幸(さひはひ)と云へば云ふ様なものゝ、世間の眼(め)に映ずる程、身体(からだ)に打撲(だぼく)を受けてゐないのみで、其実精神状態には既に狂ひが出来てゐる。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
爺さんは、先刻(さっき)打撲(くらわ)された時怪飛(けしと)んだ、泥も払わない手拭(てぬぐい)で、目を拭(ふ)くと、はッと染みるので、驚いて慌(あわただ)しいまで引擦(ひっこす)って
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
『若旦那がお金二十銭もおやりになつたら、付け上りくさつて一円呉れと云ひ腐つて往なんですわ……此奴その癖に性が悪いので御座りましてない、此間も寺島の鉄工場の処で何やら盗みよつて、職工に打撲(どしつき)上げられよつたのでつせ』
その眼(まなこ)でなうて、そんな鬪爭(けんくわ)を買(か)ふ眼(まなこ)が何處(どこ)にあらう? 足下(おぬし)の頭(あたま)には鷄卵(たまご)に黄蛋(きみ)が充實(つま)ってゐるやうに、鬪爭(けんくわ)が充滿(いっぱい)ぢゃ、しかも度々(たび/″\)打撲(どや)されたので、少許(ちっと)腐爛氣味(くされぎみ)ぢゃわい。
「だが、彼奴(やつ)もつまんねえだろうと思う。三日に挙げず喧嘩(けんか)して、毒づかれて、打撲(はりとば)されてさ。……己(おら)頭から人間並みの待遇(あつかい)はしねえんだからね。」と新吉は空笑(そらわら)いをした。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
併し事実を云えば打撲(ぶちなぐ)るぞ。宜(よろ)しいかと脅迫して、夫れから取次が本人の処に持て行(いっ)て
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
横外頬(よこぞっぽう)を打撲(ぶっくら)わせるぜ。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「青めりんすを打撲(ぶっぱた)くんです。」
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)