御覽下ごらんくだ)” の例文
たゞかん中庭なかにはにはあのどるめんのちひさいものを、原状げんじようのまゝつてゑてありますから、後程のちほどには御覽下ごらんください。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
わざ慇懃いんぎん應接あしらうて、先生せんせい拜見はいけんとそゝりてると、未熟みじゆくながら、御覽下ごらんくださいましとて、絹地きぬぢ大幅たいふくそれひらく。
画の裡 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
仕方しかた御座ござりませぬでやつとまあ此處こゝをばつけしまして御座ござります、御覽下ごらんくださりませ一寸ちよつとうおにはひろ御座ござりますし、四隣あたりとほうござりますので御氣分ごきぶんためにもよからうかとぞんじまする
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
また支那しな朝鮮ちようせん石器時代せつきじだい遺物いぶつ參考さんこうのためにこゝにならべてきましたから、みなさん御覽下ごらんください。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
へえ、へえ、早速さつそくこれへ持參ぢさんいたしました人參にんじん一應いちおう御覽下ごらんくださりまするやう、へえ。
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
はい昨夜ゆうべはよくおやすみになりましたが今朝けさほどまたすこしその、一寸ちよつと御樣子ごやうすかはつたやうで、ま、いらしつて御覽下ごらんくださりませとさきたつ案内あんないをすれば、心配しんぱいらしくひげをひねりて、おく座敷ざしきとほりぬ。
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)