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局
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きよく
ふりがな文庫
“
局
(
きよく
)” の例文
苟
(
いやし
)
くも
未来
(
みらい
)
の
有無
(
うむ
)
を
賭博
(
かけもの
)
にするのである。
相撲取草
(
すまうとりぐさ
)
の
首
(
くび
)
つ
引
(
ぴき
)
なぞでは
其
(
そ
)
の
神聖
(
しんせい
)
を
損
(
そこな
)
ふこと
夥
(
おびたゞ
)
しい。
聞
(
き
)
けば
此
(
こ
)
の
山奥
(
やまおく
)
に
天然
(
てんねん
)
の
双六盤
(
すごろくばん
)
がある。
其
(
そ
)
の
仙境
(
せんきやう
)
で
局
(
きよく
)
を
囲
(
かこ
)
まう。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
〔譯〕
學
(
がく
)
は
自得
(
じとく
)
を
貴
(
たふと
)
ぶ。人
徒
(
いたづら
)
に目を以て有字の書を讀む、故に字に
局
(
きよく
)
し、
通透
(
つうとう
)
することを得ず。
當
(
まさ
)
に心を以て無字の書を讀むべし、乃ち
洞
(
とう
)
して自得するところ有らん。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
それが大
概
(
がい
)
一
局
(
きよく
)
に一時間乃
至
(
し
)
一時間半、一二度は三時間餘にも及んだことがあるのだが
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
たまには
黄表紙
(
きべうし
)
を出したり、八五郎とヘボ
碁
(
ご
)
も鬪はせますが、何べんも何べんも讀んだ黄表紙が、夢中になるほど面白い筈はなく、八五郎と一
局
(
きよく
)
圍
(
かこ
)
んでも、申分なく人間の甘い八五郎に
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
少
(
すこ
)
しの
手違
(
てちが
)
ひに
突入
(
つきい
)
つて
喰
(
く
)
つて
掛
(
かゝ
)
り、
山上
(
さんじやう
)
で
大激論
(
だいげきろん
)
が
始
(
はじ
)
まり、
警務長
(
けいむちやう
)
や
郡長
(
ぐんちやう
)
や
代議士
(
だいぎし
)
などが
仲
(
なか
)
に
入
(
い
)
つて、
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も
歪
(
ゆがみ
)
なりの
圓滿
(
ゑんまん
)
?に
局
(
きよく
)
を
結
(
むす
)
び、一
時
(
じ
)
中止
(
ちうし
)
して
居
(
ゐ
)
た
發掘
(
はつくつ
)
を
續
(
つゞ
)
ける
事
(
こと
)
となつたが
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
▼ もっと見る
灰色
(
はひいろ
)
の
局
(
きよく
)
は
夜
(
よ
)
に入る。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
「この
電報
(
でんぱう
)
を
打
(
う
)
つて
來
(
き
)
た。
巖谷
(
いはや
)
の
許
(
とこ
)
だ、
局待
(
きよくまち
)
にして、
返辭
(
へんじ
)
を
持
(
も
)
つて
歸
(
かへ
)
るんだよ。
急
(
いそ
)
ぐんだよ。」で、
局
(
きよく
)
で、
局待
(
きよくまち
)
と
言
(
い
)
ふと、
局員
(
きよくゐん
)
が
字數
(
じすう
)
を
算
(
かぞ
)
へて、
局待
(
きよくまち
)
には
二字分
(
にじぶん
)
の
符號
(
ふがう
)
がいる。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
駅逓
(
えきてい
)
の
局
(
きよく
)
の
長壁
(
ながかべ
)
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
山
(
やま
)
の
手
(
て
)
の
局
(
きよく
)
閑
(
かん
)
にして、
赤城
(
あかぎ
)
の
下
(
した
)
で
鷄
(
にはとり
)
が
鳴
(
な
)
くのをぽかんと
聞
(
き
)
いて、うつとりとしてゐると、なゝめ
下
(
さが
)
りの
坂
(
さか
)
の
下
(
した
)
、あまざけやの
町
(
まち
)
の
角
(
かど
)
へ、
何
(
なん
)
と、
先生
(
せんせい
)
の
姿
(
すがた
)
が
猛然
(
まうぜん
)
としてあらはれたらうではないか。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
局
常用漢字
小3
部首:⼫
7画
“局”を含む語句
結局
終局
破局
郵便局
美人局
局々
局所
局面
薬局
局促
医局
難局
局部
郵便局長
局長
局外者
局女
郵便局員
局外
専売局
...