“赤城”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかぎ95.8%
せきじょう4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
傘をさして散歩に出ると、到るところの桑畑は青い波のように雨に烟っている。妙義みょうぎの山も西に見えない、赤城あかぎ榛名はるなも東北にくもっている。
磯部の若葉 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それからあの、赤城あかぎの、こうずうとたれとる、それそれ煙が見えとるだろう、あの下の方に何だかうじゃうじゃしてるね、あれが前橋まえばしさ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
闌干方与赤城平 闌干らんかんまさ赤城せきじょうたいらなり
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)