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大苦
ふりがな文庫
“大苦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おおくるし
66.7%
おほくるし
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおくるし
(逆引き)
「
大苦
(
おおくるし
)
みなわけでござりまして、貴女方と
同一
(
おんなじ
)
と申すと口幅ったい、その数でもござりませんが、……稲葉家さんに、お世話になっておりますので、はい。」
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それに一度煮てあるからと思って沢山食べたが帰って来るとその
夜半
(
よなか
)
から腹が痛み出して
吐
(
は
)
くやら下すやら
七顛八倒
(
しってんばっとう
)
の
大苦
(
おおくるし
)
み、一時は殆どこれ切りになるかと思った。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
大苦(おおくるし)の例文をもっと
(2作品)
見る
おほくるし
(逆引き)
其
(
その
)
又
(
また
)
搖
(
ゆ
)
れ
方
(
かた
)
と
謂
(
い
)
うたら
一通
(
ひととほり
)
でなかつたので、
吐
(
は
)
くやら、
呻
(
うめ
)
くやら、
大苦
(
おほくるし
)
みで
正體
(
しやうたい
)
ない
者
(
もの
)
が
却
(
かへ
)
つて
可羨
(
うらやま
)
しいくらゐ、と
云
(
い
)
ふのは、
氣
(
き
)
の
確
(
たしか
)
なものほど、
生命
(
いのち
)
が
案
(
あん
)
じられるでな、
船
(
ふね
)
が
恁
(
か
)
うぐつと
傾
(
かたむ
)
く
度
(
たび
)
に
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
大苦(おほくるし)の例文をもっと
(1作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
“大苦”で始まる語句
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大苦勞
大苦患
大苦役地
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村井弦斎
泉鏡花