“功驗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうけん50.0%
きゝめ25.0%
しるし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつ性來せいらい記憶力きおくりよくとぼしきは、此等これら病症びやうしやうためます/\その※退げんたいするをかんじ、治療法ちれうはふ苦心くしんせるときたま/\冷水浴れいすゐよくしてかみ祷願たうぐわんせばかなら功驗こうけんあるしとぐるひとあり。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
むなしもどるが如き事ある可し因て到底たうていなほらずとも藥の功驗きゝめで二月三月起らずにゐれば其後に假令たとへはつする事ありともはやそれまでには夫婦ふうふの中に人情にんじやうと云がおこり來れば癲癇てんかんありとて離縁りえんには成る氣遣きづかひも有まいからと云れて見れば其やうな物とも思ひ上治うはなほして致してやらねば其親子が折角せつかく得たる出世しゆつせの道のさまたげ爲やう思はるれば先の家へは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
えらぶ物から功驗しるしすこしもあらずして次第漸次しだいおもり行き昨今にては到底とても此世の人には非じと醫師も云ひ吾儕共わたくしどもも思ひますれば節角せつかくお娘御を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)