“功名”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうみょう52.9%
こうみやう26.5%
てがら11.8%
こうめい5.9%
いさを2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実はそういう抜けがけの功名こうみょうみたいなことは禁じられているのですが、余暇を利用して、個人としてやるのなら構わないと思いました。
妻に失恋した男 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
當人たうにんをんなにかけてはのつもりで下開山したかいざんした藤吉とうきち一番鎗いちばんやり一番乘いちばんのり一番首いちばんくび功名こうみやうをしてつた了簡れうけん
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
金眸もななめならず喜びて、「そはおおいなる功名てがらなりし。さばれなんじ何とてかれを伴はざる、他に褒美ほうびを取らせんものを」ト、いへば聴水は
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
松木が手をうって、左様そうだ/\、れはやって見たいといったのは、松木の功名こうめい心もその時には二百俵の米を貰うて将軍に文明説を吹込むぐらいの事で、当時の洋学者のかんがえは大抵皆大同小異
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
遠祖みおやらの功名いさををゆめむ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)