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乏
ふりがな文庫
“乏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とぼ
79.2%
とも
8.9%
とぼし
6.9%
ぼう
2.0%
まず
2.0%
とぼしき
1.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とぼ
(逆引き)
じめじめした、いやな
天気
(
てんき
)
がつづきました。
生活力
(
せいかつりょく
)
の
乏
(
とぼ
)
しい
金魚
(
きんぎょ
)
は、みんな
弱
(
よわ
)
って
死
(
し
)
んでしまったけれど、どじょうは
元気
(
げんき
)
でした。
どじょうと金魚
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
乏(とぼ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
とも
(逆引き)
実は無知な余を
詐
(
いつ
)
わり
終
(
おお
)
せた死は、いつの間にか余の血管に
潜
(
もぐ
)
り込んで、
乏
(
とも
)
しい血を追い廻しつつ流れていたのだそうである。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
乏(とも)の例文をもっと
(9作品)
見る
とぼし
(逆引き)
佐藤はその頃頭に毛の
乏
(
とぼし
)
い男であった。無論老朽した
禿
(
はげ
)
ではないのだが、まあ
土質
(
どしつ
)
の悪い草原のように、一面に青々とは茂らなかったのである。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
乏(とぼし)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
ぼう
(逆引き)
世は
挙
(
こぞ
)
って書生の暴行を以て
是
(
ぜ
)
となすものらしい。曾てわたくしも明治大正の交、
乏
(
ぼう
)
を
承
(
う
)
けて三田に
教鞭
(
きょうべん
)
を
把
(
と
)
った事もあったが、早く辞して去ったのは幸であった。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
乏(ぼう)の例文をもっと
(2作品)
見る
まず
(逆引き)
とてもみじめな
乏
(
まず
)
しい
母子
(
おやこ
)
二人の荒物屋があって、小娘のおとめさんもお婆さん見たいにうつむいて、始終ふるえているように見えた人だった。
旧聞日本橋:04 源泉小学校
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
乏(まず)の例文をもっと
(2作品)
見る
とぼしき
(逆引き)
独奈
(
ひとりいかん
)
せん、才
踈
(
おろそか
)
ニ識浅く
加之
(
しかのみならず
)
、単
身孤
(
四字消
)
剣、窮困資材ニ
乏
(
とぼしき
)
故に成功
速
(
すみやか
)
ならず、然に略海軍の起歩をなす。是老兄の知所なり。数年間東西に奔走し、屡〻故人に遇て路人の如くす。
手紙:039 慶応二年十一月 溝淵広之丞あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
乏(とぼしき)の例文をもっと
(1作品)
見る
乏
常用漢字
中学
部首:⼃
5画
“乏”を含む語句
貧乏
貧乏徳利
貧乏人
欠乏
窮乏
貧乏動
缺乏
貧乏世帶
貧乏籤
貧乏神
貧乏臭
闕乏
貧乏揺
貧乏世帯
貧乏搖
貧乏鬮
貧乏村
貧乏摺
貧乏䰗
引越貧乏
...
“乏”のふりがなが多い著者
夏目漱石
泉鏡太郎
内村鑑三
三上於菟吉
吉川英治
徳冨蘆花
牧野富太郎
福沢諭吉
梅崎春生
倉田百三