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信如
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しんによ
ふりがな文庫
“
信如
(
しんによ
)” の例文
平常
(
つね
)
の
美登利
(
みどり
)
ならば
信如
(
しんによ
)
が
難義
(
なんぎ
)
の
體
(
てい
)
を
指
(
ゆび
)
さして、あれ/\
彼
(
あ
)
の
意久地
(
いくぢ
)
なしと
笑
(
わら
)
ふて
笑
(
わら
)
ふて
笑
(
わら
)
ひ
拔
(
ぬ
)
いて、
言
(
い
)
ひたいまゝの
惡
(
にく
)
まれ
口
(
ぐち
)
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ふさ附き帽子面もちゆたかに洋服かる/″\と花々しきを、坊ちやん坊ちやんとて此子の追従するもをかし、多くの中に龍華寺の
信如
(
しんによ
)
とて、千筋となづる黒髪も……
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
信如
(
しんによ
)
は
机
(
つくえ
)
の
引出
(
ひきだ
)
しから
京都
(
きやうと
)
みやげに
貰
(
もら
)
ひたる、
小鍛冶
(
こかぢ
)
の
小刀
(
こがたな
)
を
取出
(
とりだ
)
して
見
(
み
)
すれば、よく
利
(
き
)
れそうだねへと
覗
(
のぞ
)
き
込
(
こ
)
む
長吉
(
ちようきち
)
が
顏
(
かほ
)
、あぶなし
此物
(
これ
)
を
振廻
(
ふりまわ
)
してなる
事
(
こと
)
か。
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
後刻
(
のち
)
に
學校
(
がくかう
)
で
逢
(
あ
)
はうぜの
約束
(
やくそく
)
、
信如
(
しんによ
)
は
田町
(
たまち
)
の
姉
(
あね
)
のもとへ、
長吉
(
ちようきち
)
は
我家
(
わがや
)
の
方
(
かた
)
へと
行別
(
ゆきわか
)
れるに
思
(
おも
)
ひの
止
(
とゞ
)
まる
紅入
(
べにいり
)
の
友仙
(
ゆうぜん
)
は
可憐
(
いぢら
)
しき
姿
(
すがた
)
を
空
(
むな
)
しく
格子門
(
かうしもん
)
の
外
(
そと
)
にと
止
(
とゞ
)
めぬ。
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ふさ付き帽子面もちゆたかに洋服かる/″\と花々敷を、坊ちやん坊ちやんとて此子の追從するもをかし、多くの中に
龍華
(
りうげ
)
寺の
信如
(
しんによ
)
とて、
千筋
(
ちすぢ
)
となづる黒髮も今いく
歳
(
とせ
)
のさかりにか
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
ふさ付き帽子
面
(
おも
)
もちゆたかに洋服かるがると花々しきを、坊ちやん坊ちやんとてこの子の
追従
(
ついしよう
)
するもをかし、多くの中に
龍華寺
(
りうげじ
)
の
信如
(
しんによ
)
とて、
千筋
(
ちすぢ
)
となづる黒髪も今いく
歳
(
とせ
)
のさかりにか
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
信
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
“信”で始まる語句
信
信濃
信用
信州
信仰
信心
信楽
信頼
信天翁
信憑