“龍華寺”のいろいろな読み方と例文
新字:竜華寺
読み方割合
りゅうげじ36.4%
りうげじ27.3%
りゆうげじ27.3%
りようげじ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その隣りの龍華寺りゅうげじでは僕達は蘇鉄そてつの大きいのに驚いた。一株から五十何本とか出ていると車屋が力説した。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
かげまわりて機械からくりいとひききしは藤本ふぢもと仕業しわざきはまりぬ、よしきううへにせよ、もの出來できるにせよ、龍華寺りうげじさまの若旦那わかだんなにせよ、大黒屋だいこくや美登利みどりかみまいのお世話せわにもあづからぬもの
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
わたくしは曾てそれ等の中の一構ひとかまへが、有名な料理屋田川屋の跡だとかいふはなしを聞いたことがあつた。「たけくらべ」に描かれてゐる龍華寺りゆうげじといふ寺。
里の今昔 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
龍華寺りようげじ信如しんによしゆう修業しゆげうには立出たちいづ風説うわさをも美登利みどりえてかざりき、あり意地いぢをばそのまゝにふうめて、此處こゝしばらくのあやしの現象さまれをれともおもはれず
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)