“二人連”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふたりづれ76.5%
ふたりづ17.6%
ふたりつれ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これから釣堀つりぼりへまゐりますと、男女なんによ二人連ふたりづれゆゑ先方せんぱうでもかして小間こまとほして、しゞみのおつけ、おいも煑転につころがしで一猪口いつちよこ出ました。
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
なつのはじめに、よく蝦蟆賣がまうりのこゑく。蝦蟆がまや、蝦蟆がんまい、とぶ。また蝦蟆賣がまうりにかぎりて、十二三、四五ぐらゐなのが、きまつて二人連ふたりづれにてあるくなり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
うして失敗しつぱいでもして、一人ひとりさびしくあるいてると、あゝ、あのとき二人連ふたりつれあとから活東くわつとう花舟くわしうと、あゝ、二人共ふたりともんでしまつた。茶店ちやみせ息子むすこ忠實ちうじつはたらいてれたが、あれもんだ。