“ともがら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トモガラ
語句割合
82.1%
6.3%
徒輩3.6%
1.8%
朋輩1.8%
0.9%
友輩0.9%
徒黨0.9%
我徒0.9%
0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわしあたま信心しん/″\するお怜悧りこうれんよ、くものぼるをねが蚯蚓み〻ずともがら
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
なれど親の代から「ぜんちよ」(異教徒)のともがらであらなんだ事だけは、手くびにかけた青玉あをだまの「こんたつ」(念珠)を見ても、知れたと申す。
奉教人の死 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
死を恐れざる二十余人に、斬りたてられ突き立てられ、五百余人の六波羅勢は、ここに討たれかしこに討たれ、爾余のともがら算を乱し、門の外へ退いた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
冷静れいせいなる社会的しやくわいてきもつれば、ひとしく之れ土居どきよして土食どしよくする一ツあな蚯蚓みゝず蝤蠐おけらともがらなればいづれをたかしとしいづれをひくしとなさん。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
朋友ともだちまことある事人もはづべき事也、しかるを心なきともがらかのふんをたづねありき、代見立しろみたてふんあればかならず種々しゆ/″\じゆつつくして雁のくるをまちてとらふ。
まことは切支丹キリシタン婆天蓮バテレンともがらと思ひしが、それもいつはり。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
が、内蔵助の到着とともに、かねて連盟の副頭領ともたのまれていた千石取りの番頭奥野将監しょうげん、同じく河村伝兵衛以下六十余人の徒輩ともがらが、いよいよ大石の東下とうげと聞いて、卑怯ひきょうにも誓約にそむいて連盟を脱退したことが判明した。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
不勝手なるともがら片づき候に金銀の用意これなく自然と時節を送り候ときは男女の道おのずから正しからざることに至り候。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
「そんなのはありやしません。もとの朋輩ともがら、——菱屋が盛んだつた頃の手代仲間の清次郎と一と月ばかり前に立ち話しをしてゐたのを見た者がありますが、平常は、往き來もしてゐなかつたやうで——」
かれ頃日このごろはわれなずみて、いと忠実まめやかかしずけば、そを無残に殺さんこと、情も知らぬ無神狗やまいぬなら知らず、かりにも義を知るわがともがらの、すに忍びぬ処ならずや」「まことに御身がいふ如く、われもみちすがら考ふるに、まづの阿駒に気は付きたれど。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
五人の友輩ともがら、幾人かの弟子どもを、刀を抜かず打ち倒した雪之丞の、あまりに昂然こうぜんたる意気に、気圧けおされはしたが、退きもならず、勇気を振い起し、髪の毛を逆立てて、庭上にね下りようとした平馬をあだっぽく押し止めて、縁側に、スラリとした姿を現した一人の女性——
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
かれ我に、長き爭ひの後彼等は血を見ん、ひな徒黨ともがらいたく怨みて敵を逐ふべし 六四—六六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
足本國の外をまざる我徒ともがらに至りては、只だその瑰偉くわいゐ珍奇なるがために魂をうばはれぬれば、今たその髣髴はうふつをだに語ることを得ざるならん。
こは何ぞ、「畏怖ゐふ」のともがられ寄せて我を圍むか。
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)