“畏怖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いふ77.9%
おそれ14.3%
ゐふ6.5%
おそる1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らの宗教的畏怖いふの念はわれわれの想像以上に強烈であったであろうが、彼らの受けた物質的損害は些細ささいなものであったに相違ない。
天災と国防 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「かれくろがねうつわを避くればあかがねの弓これをとおす、ここにおいてこれをその身より抜けばひらめやじりそのきもよりで来りて畏怖おそれこれに臨む」
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
眼の前の光景の陰慘いんさんさに、畏怖ゐふする前に、私は、私の過去の思ひ出が、激しく湧き出て來るのを抑へなければならなかつた。
衆苦充満して、はなは畏怖おそるべし
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)