“朋輩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうばい96.7%
はうばい1.4%
ともがら0.9%
ともだち0.5%
なかま0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女はあの賑やかな家や朋輩ほうばいたちの顔を思い出すと、遠い他国へ流れて来た彼女自身の便りなさが、一層心にみるような気がした。
奇怪な再会 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
店の小僧達——よく朋輩はうばいの事を知つて居るのに聽くと、梅吉は奈良屋ならやの身代を乘つ取るために、伜の幾太郎を勘當させて、娘のお榮を手に入れることに熱中して居た證據が
そんなのはありやしません。もとの朋輩ともがら、——菱屋が盛んだつた頃の手代仲間の清次郎と一と月ばかり前に立ち話しをしてゐたのを
「皆、私の朋輩ともだちですよ、いちばん後ろにいた蓮の花のように白い着物を着たのは、漢皐台かんこうだいの下で佩玉はいぎょくを解いて交甫こうほに与えた方ですよ」
竹青 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
母「何か塩梅でも悪くてさがって来たんじゃアあんめえか、それとも朋輩なかま同士揉めでも出来たか、宿下やどさがりか」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)