“たうしよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
島嶼57.1%
當所14.3%
唐書14.3%
當初14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此邊このへん印度洋インドやう眞中たゞなかで、眼界がんかいたつするかぎ島嶼たうしよなどのあらうはづはない、ましてやくぷん間隙かんげきをもつて發射はつしやする火箭くわぜんおよ星火榴彈せいくわりうだん危急存亡きゝふそんぼうぐる難破船なんぱせん夜間信號やかんしんがう
おろして居られしゆゑ忠右衞門大聲たいせいにて當所たうしよ往古わうこより殺生禁斷せつしやうきんだんの場所なれば殺生せつしやうする者あれば搦捕からめとるなりと呼はるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
仕たく思ふなり太儀たいぎながら天氣を見定みさだめ遠く江戸廻えどまはりしてもらひたしといふ杢右衞門はかしらをかき是迄の海上かいじやう深淺しんせんよくぞんじたれば水差みづさしも入らざりしが是から江戸への海上かいじやう當所たうしよにて水差を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さうしてると、唐書たうしよ列傳れつでんてゐるはずだとふのである。しかしりよがゐなくてははなしたぬから、かくもゐたことにしてくのである。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
なぜかとふと、りよ台州たいしう主簿しゆぼになつてゐたとつたへられてゐるのに、新舊しんきう唐書たうしよでんえない。主簿しゆぼへば、刺史ししとか太守たいしゆとかふとおなくわんである。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
當初たうしよ彼等かれら頭腦づなういたこたへたのは、彼等かれらあやまち安井やすゐ前途ぜんとおよぼした影響えいきやうであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)