“危急存亡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ききゅうそんぼう75.0%
きゝふそんぼう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただいまも申しあげましたように、危急存亡ききゅうそんぼうの場合、なにとぞ速急そっきゅうのお取りはからいを……
顎十郎捕物帳:16 菊香水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
山形警部は、あぶらあせを流しながら、自分のからだを背負って、えっちらおっちら歩きだした。こういう危急存亡ききゅうそんぼうの時でなかったら、それは吹きだしたくなるような、珍妙ちんみょうな光景であったろう。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
此邊このへん印度洋インドやう眞中たゞなかで、眼界がんかいたつするかぎ島嶼たうしよなどのあらうはづはない、ましてやくぷん間隙かんげきをもつて發射はつしやする火箭くわぜんおよ星火榴彈せいくわりうだん危急存亡きゝふそんぼうぐる難破船なんぱせん夜間信號やかんしんがう