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『唇草』
ふりがな文庫
『
唇草
(
くちびるそう
)
』
今年の夏の草花にカルセオラリヤが流行りそうだ。だいぶ諸方に見え出している。この間花屋で買うとき、試しに和名を訊ねて見たら、 「わたしどもでは唇草といってますね、どうせ出鱈目でしょうが、花の形がよく似てるものですから」 と、店の若者はいった。 …
著者
岡本かの子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「週刊朝日」1937(昭和12)年8月2日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約24分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
確
(
しっ
)
或
(
あるい
)
銜
(
ふく
)
縊
(
くび
)
豆莢
(
まめざや
)
止
(
よ
)
自惚
(
うぬぼれ
)
葭簀
(
よしず
)
給
(
たま
)
縞
(
しま
)
縺
(
もつ
)
繊弱
(
かよわ
)
自棄
(
やけ
)
苞
(
つと
)
莢
(
さや
)
真当
(
ほんとう
)
薄荷
(
はっか
)
蚕豆
(
そらまめ
)
襖
(
ふすま
)
躾
(
しつけ
)
逐
(
お
)
韮
(
にら
)
鬱金
(
うこん
)
抛
(
ほう
)
凋
(
しぼ
)
却
(
かえ
)
和蘭
(
オランダ
)
庇
(
かば
)
強
(
し
)
徒
(
いたず
)
従弟
(
いとこ
)
忸怩
(
じくじ
)
戴
(
いただ
)
交際
(
つきあ
)
拗
(
す
)
括
(
くく
)
捌
(
さば
)
掴
(
つか
)
栖子
(
すみこ
)
流行
(
はや
)
熟々
(
つくづく
)
皓
(
しろ
)