“従弟”のいろいろな読み方と例文
旧字:從弟
読み方割合
いとこ97.8%
じゅうてい1.1%
えとこ1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ましてや、梅雪入道ばいせつにゅうどうは、武田家譜代たけだけふだいしんであるのみならず、勝頼かつよりとは従弟いとこえんさえある。その破廉恥はれんちは小山田以上といわねばならぬ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
暮夜ぼやひそかに大垣の城下に戸田侯(内匠頭の従弟じゅうてい戸田采女正氏定とだうねめのしょううじさだ)老職の門を叩いて、大学擁立ようりつのことを依嘱いしょくした事実もある。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
ヒエ一人従弟えとこがありやすが、是は死んでしまエたか、生きているかきやたゝんので、今迄何とも音ずれのない処を
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)