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『亡弟』
ふりがな文庫
『
亡弟
(
ぼうてい
)
』
ああ、もう、死んでしまはうか…… 自分の正直さが、といふよりも歌ひたい欲望が、といふよりも酔つてゐたい性情が、強ければ強いだけ、〈頭を上げれば叩かれる〉此の世の中では、損を来たすこととなり、損も今では積り積つて、此の先生活のあてもなくなりさ …
著者
中原中也
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約31分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
仰
(
あふむき
)
羞
(
はづか
)
外
(
はづ
)
火葬
(
やき
)
明日
(
みやうにち
)
仮令
(
たとへ
)
泡
(
アブク
)
更
(
あらた
)
毀
(
こは
)
磨
(
す
)
脬腫
(
おでき
)
慮
(
おもんばか
)
恰度
(
ちやうど
)
懐
(
なつ
)
心
(
しん
)
所以
(
ゆゑん
)
親炙
(
しんしや
)
肘
(
ひぢ
)
吩付
(
いひつ
)
過
(
あやま
)
痕跡
(
あと
)
先刻
(
さつき
)
先
(
さき
)
何卒
(
なにとぞ
)
主婦
(
かみ
)
茲
(
ここ
)
罷
(
まか
)
脬腫
(
はれもの
)
顫
(
ふる
)
蚊帳
(
かや
)
術
(
すべ
)
遣瀬
(
やるせ
)
避
(
よ
)
閑
(
ひま
)
一縷
(
いちる
)
秘
(
かく
)
滲
(
にじ
)
流石
(
さすが
)
慚愧
(
ざんき
)
怺
(
こら
)
宥
(
なだ
)
器物
(
きぶつ
)
咬殺
(
かみころ
)
周章
(
あわ
)
可笑
(
おか
)
厩
(
うまや
)
却々
(
なかなか
)
偶
(
たま
)
不可
(
いけ
)