“慚愧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ざんき98.5%
ざんぎ1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分も時々こういう傾向を持っている事を自覚して慚愧(ざんき)に堪えない事がある。思うにこれは数百年来の境遇が然(しか)らしめたのであろう。
沖縄人の最大欠点 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
慚愧(ざんき)の冷汗やら、散々なことでありましたが、それにつけても思うには、男と生まれて、こんな馬鹿気(ばかげ)た真似(まね)の出来るものではない。
去年のいま頃、このO村でふとしたことから暫く忘れていたこの日記のことを思い出させられて、何とも云えない慚愧(ざんぎ)のあまりにこれを焼いてしまおうかと思ったことはあった。
楡の家 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
かゝりけれども猶(な)ほ一片(ぺん)誠忠(せいちう)の心(こゝろ)は雲(くも)ともならず霞(かすみ)とも消(き)えず、流石(さすが)に顧(かへ)りみるその折々(をり/\)は、慚愧(ざんぎ)の汗(あせ)背(そびら)に流(なが)れて後悔(かうくわい)の念(ねん)胸(むね)を刺(さし)つゝ、是(こ)は魔神(ましん)にや見入(みい)れられけん、有(あ)るまじき心(こゝろ)なり
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)