月夜のでんしんばしらつきよのでんしんばしら
ある晩、恭一はぞうりをはいて、すたすた鉄道線路の横の平らなところをあるいて居りました。 たしかにこれは罰金です。おまけにもし汽車がきて、窓から長い棒などが出ていたら、一ぺんになぐり殺されてしまったでしょう。 ところがその晩は、線路見まわりの …
題名が同じ作品
月夜のでんしんばしら (新字旧仮名)宮沢賢治 (著)