黄昏くわうこん)” の例文
若し夫野口君に至つては、予の最近の閲歴と密接な関係のあつた人だけに、予の悲みもまた深からざるを得ない。其日は、古日記などを繙いて色々と故人の上を忍びながら、黯然あんぜんとして黄昏くわうこんに及んだ。
そして薄明が降り、黄昏くわうこんがこめ、それから夜が来ました。
まなづるとダァリヤ (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)