鵂鶹ふくろふ)” の例文
今はみやこにのぼりて尋ねまゐらせんと思ひしかど、丈夫ますらをさへゆるさざる関のとざしを、いかで女の越ゆべき道もあらじと、軒端の一〇六松にかひなき宿に、きつね鵂鶹ふくろふを友として今日までは過しぬ。