鯉松こいまつ)” の例文
揚屋町の角の鯉松こいまつという台屋の横手が興行の場所で、二時頃から夕方にかけて催した。狂言は清水というのが西遊記、高島というのが忍術ものをそれぞれ看板にしていたが、清水の方が人気があった。
桜林 (新字新仮名) / 小山清(著)