鬼頭刀きとうとう)” の例文
もうひとりの獄卒は処刑用の大きな“鬼頭刀きとうとう”をささげている。すこし離れて、の長い青羅せいらの傘を、べつな獄卒が、かっぷくのいい堂々たる男の上にしかけて行く。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)