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鬼子母
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きしも
ふりがな文庫
“
鬼子母
(
きしも
)” の例文
友吉は
鬼子母
(
きしも
)
神樣の茶店の一軒を指さしました。茶店の小娘は、友吉の顏を知つて居たらしく、遠くの方から會釋をして居ります。
銭形平次捕物控:199 蹄の跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
兵馬にこの幸運を与えた祝福の神は、人の子を取って食う
鬼子母
(
きしも
)
の神であってみれば、早晩何かの代価を要求せられずしては済むまいと想われる。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「だが、一つ頼みがある。お前の早い足で行つて見るが宜い、
鬼子母
(
きしも
)
神樣の裏の木立にまだあの男がウロウロして居るかも知れない。お玉の形見の
簪
(
かんざし
)
と半襟を渡してやつたらさぞ喜ぶことだらう」
銭形平次捕物控:199 蹄の跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“鬼子母(
鬼子母神
)”の解説
鬼子母神(きしもじん/きしぼじん)、、 ハーリーティー)は、仏教を守護する天部の一尊。梵名ハーリーティーを音写した訶梨帝母(かりていも)とも言う。
三昧耶形は吉祥果。種字はウーン(हूं hūṃ)。
(出典:Wikipedia)
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
“鬼子母”で始まる語句
鬼子母神
鬼子母神様