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きしも
ふりがな文庫
“きしも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鬼子母
66.7%
鬼母神
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鬼子母
(逆引き)
友吉は
鬼子母
(
きしも
)
神樣の茶店の一軒を指さしました。茶店の小娘は、友吉の顏を知つて居たらしく、遠くの方から會釋をして居ります。
銭形平次捕物控:199 蹄の跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
兵馬にこの幸運を与えた祝福の神は、人の子を取って食う
鬼子母
(
きしも
)
の神であってみれば、早晩何かの代価を要求せられずしては済むまいと想われる。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「だが、一つ頼みがある。お前の早い足で行つて見るが宜い、
鬼子母
(
きしも
)
神樣の裏の木立にまだあの男がウロウロして居るかも知れない。お玉の形見の
簪
(
かんざし
)
と半襟を渡してやつたらさぞ喜ぶことだらう」
銭形平次捕物控:199 蹄の跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
きしも(鬼子母)の例文をもっと
(2作品)
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鬼母神
(逆引き)
「昨日若黨の友吉をつれて、雜司ヶ谷へ遠乘りに行かれたが、
鬼母神
(
きしも
)
樣の森の蔭で、友吉が茶店へ中食の茶を貰ひに參つた後で、馬に
蹴
(
け
)
られて御落命ぢや」
銭形平次捕物控:199 蹄の跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
きしも(鬼母神)の例文をもっと
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