高麗船こまぶね)” の例文
往昔入貢そのかみにゅうこう高麗船こまぶねが遠くから渡ってくるときには、あんなに見えたであろう。そのほかは大千だいせん世界をきわめて、照らす日の世、照らさるる海の世のみである。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)