“高田屋嘉兵衛”の読み方と例文
読み方割合
たかだやかへえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
而して玄関番は高田屋嘉兵衛たかだやかへえ、幸太夫に継いでの露国探険者たる一代の奇矯児ききょうじ寿安老人であった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
「函館の方にだって、二本マストの帆前船がまだ二艘しかできていません。一艘は函館丸。もう一艘の船の方は亀田丸かめだまる高田屋嘉兵衛たかだやかへえの呼び寄せた人で、豊治とよじという船大工があれを造りましたがね。」
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)