高慢たかぶり)” の例文
四 われはわがとがをしる、敗れたりとて無益に卑屈ならざらんとするごとく、勝てるものも無用に高慢たかぶりもてあしらふことなく
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
〔眞の悔〕註釋者の曰へる如く、恐らくはダンテの記憶の誤りならむ、歴代下(三二・二六)に王その心の高慢たかぶりを改めて身をひくくしたりとあれど、こは死を延べし後の事なればなり
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)